歯ぎしり噛みしめ

「歯ぎしり」「噛みしめ」について

「歯ぎしり」「噛みしめ」は決して特異なことではありません。96%の人がしているという報告もあります。誰でもしている一種の癖と考えて良いと思います。ですから、特に問題を起こさない限り、放置しても構わないのですが、ときには、次のような問題を起こします。歯への障害、歯周組織への障害、顎関節への障害、全身への障害、その他 これらの症状すべてが、「歯ぎしり」「噛みしめ」からくるわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方が良いと思います。このくせは眠っているときとか、何かに夢中になっているときとかに起こるので気付きにくいし、治すのにも同じ理由でやっかいなものだと思われる方も多いと思います。治すための補助用のマウスピースを入れる方法もありますが、道具に頼るといつまでもそれを入れてなければならないし、止めればまた戻ってしまいます。
仕事などに夢中になっているとき、ふと気が付くとしっかり噛みしめていたり、舌を上顎に吸いつけていたりするのに気付くと思います。そんなとき、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、歯をかみ合わせないようにして、そのまま再び仕事に向かって下さい。
眠っているときのことなど、コントロールできないと思っている人が多いと思います。
眠っている間も、体内時計と「起きなければいけない」という意識が共同作業をして、正確にその時間に目が覚めるというかなりむずかしいことを私たちはできるのです。ましてや、上下の歯を合わせないようにリラックスして眠るなどという作業は、「その気」になりさえすれば意外と簡単にできるものなのです。成功の秘訣はあなたがどれだけ「その気」になるかにかかっているのです。